安くて長持ち!格安SIMのおすすめ端末の条件や調達方法とは

安くて長持ち!格安SIMのおすすめ端末の条件や調達方法とは

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2018.06.18

格安SIMのおすすめ端末とは?

安いものを選ぶ

格安SIMを使う人は、スマホに対してあまりお金をかけたくないという人が多いでしょう。
それなのに非常に高い端末を使うのは本末転倒です。

格安SIMでスマホを運用するのであれば、なるべく端末代金は安く抑えましょう。
今は端末代金も海外メーカーを中心に下がっている傾向にあり、選択肢は多いです。

また、中古のスマホ市場が整備されているので、状態の良いおすすめ端末が1万円や2万円台で中古として購入できる環境が整っています。
回線は格安SIMで安く済ませ、端末も中古で安く済ませる。

これが格安SIMを賢くお得に使う最大の条件でしょう。

長く使えるものを選ぶ

おすすめ端末としての2つ目の条件として「長く使える」ということがあげられます。

安い端末ほど性能が低く、あまり長く使えなくなってしまいがちです。
逆に性能が良いものは、長く使おうと思えば5年でも使い続けられます。

いくら安い端末を買っても、その端末があまり長持ちしなければまた端末を購入しなければいけません。

これでは安物買いの銭失いになってしまいます。

動作が遅くなりすぎたり、電池の持ちが悪くなったりして、実用に耐えなくなることはよくあります。
高すぎる端末は考えものですが、あまりにも安すぎて長く使えないものであれば、それもまた避けるべきです。

安さにはこだわりつつ、最低でも2年は使えるような状態の良い端末を探しましょう。

結局は自分がスマホに何を求めるかが大事

カメラや液晶の大きさ、解像度などは、使う本人にとって必要なものを選べばいいでしょう。

結局はスマホに自分が何を求めるのかで、おすすめ端末というものは変わってきます。
カメラをほとんど使わない人がダブルカメラで背景のぼかしを作れる高いスマホを買っても、あまり意味をなしません。

それよりも手に馴染む大きさであったり、音質が良かったりする方がいいという人もいるでしょう。
単に価格や見た目だけで選ぶのではなく、実際に自分の手で握ってみて使いやすそうなスマホを使いましょう。

格安SIM用端末の調達方法

格安SIM用の端末はどのようにして調達すればいいでしょうか?
ここでは「今まで使っていた端末」「中古端末」「格安SIMとセットの端末」の3つを紹介します。

今まで使っていた端末

今まで大手キャリアで使っていたスマホを、そのまま格安SIMでも使うという手が最も一般的でしょう。
この方法であれば本体代金の費用は必要ありません。

格安SIMの回線代だけで格安SIMに移ることができるので、最もコストパフォーマンスが高くなるでしょう。
また、使い慣れているスマホなので移行に戸惑うこともありません。

最もおすすめできる格安SIM端末の調達方法です。

注意点としては後で詳しく解説しますが、格安SIMはどのような端末にも使えるわけではありません。
例えばSoftBankで使っていた端末であれば、格安SIMで使えるものは少ないでしょう。

今使っている端末で格安SIMが使えるかどうかをしっかり調べてから移行しましょう。
もし今使っている端末が格安SIMで使えないなら、これから紹介する2つの方法がおすすめです。

中古端末

中古のスマホを家電量販店などで売られているのを見かける機会が増えました。
中古のスマホ市場は年々整備されており、状態の良いスマホが新品の1/5から1/10という非常に安い価格で売られています。

以前は安い端末はほとんど電池がもたなかったり、傷があまりにもつきすぎていたり、タバコの臭いが染みついていたりと、使い物にならない端末が多かったのですが、今はそのようなことはありません。
それなりに使えるスマホが、1万円台という安さで大量に売られています。

中古端末は、現在使っているスマホが格安SIMで使えない人にとっては最もコストパフォーマンスが高いおすすめ端末の調達方法です。
なお、購入する端末が自分の契約しようとしている格安SIMで使えるのかどうか、事前に確認するようにしてください。

格安SIMとセットの端末

格安SIM会社で新品の端末をセットでも販売しています。

格安SIMの回線を使ってもらう代わりに、本体端末代金を大幅に割り引いているので新品端末が欲しい人はおすすめです。
これまで紹介した方法の中で最も出費は増えてしまいますが、新しいスマホを格安SIMで使うことができます。

格安SIM会社で販売されているスマホは格安スマホといって、キャリアで販売されている価格の半額程度で購入できます。

例えばこちらはビッグローブで販売されている格安スマホなのですが、左側の【ZenFon5】は格安スマホの中でもハイスペックで人気があります。
ビッグローブでは、1,750円×24回の分割払いで購入できます。

ビッグローブの音声通話の3GBプランは1,600円ですが、スマホの分割支払いの金額を追加しても月々3,350円で格安スマホと格安SIMが利用できます。
24回の支払いが終了すれば、格安SIMの通信料金だけとなり1,600円で維持できます。

格安SIMとセットで販売されているスマホはSIMフリースマートフォンです。
契約する格安SIM会社がドコモ回線とau回線に対応している場合、ドコモ回線では使えるが、au回線では使えない場合もありますので、セット購入する際には契約する回線プランにご注意ください。

格安SIMとして使えない端末もあるので注意が必要

注意点1 docomo系、au系、SoftBank系の違い

どのようなスマホも格安SIMで運用できるわけではありません。
格安SIMとスマホの相性によっては全く使えないこともあるので、事前にここで確認しておきましょう。

今使っているスマホや、中古の端末を買う場合にはdocomo系、au系、SoftBank系の違いに注意してください。

もし今docomoの回線を使っているスマホがあれば、基本的にはそのままdocomo系の格安SIMであれば使い続けることができます。

ただし、au系の格安SIMではそうはいかず、au系の格安SIMで使うにしてもSIMロック解除が必要なスマホがほとんどです。

このように、元々使っていた大手キャリアの端末によって格安SIMの業者が限られてしまいます。

2015年5月以降にキャリアで発売されたスマホは一定期間経過すればSIMロック解除ができます。
SIMロック解除すると他社キャリアのSIMカードでも使えるようになります。

格安SIMに乗り換える際には今お使いのスマホをキャリアにてSIMロック解除したうえで乗り換えるようにしてください。

格安SIMの業者はdocomo系が圧倒的に多く次にau系です。
SoftBank系の格安SIM業者は2018年に入ってから少しずつ増えてきましたが、docomo系、au系に比べるとまだまだ少なく、料金が割高となっています。

もし現在SoftBank系のスマホを使っている場合はSoftBank系の格安SIM会社を選択するか、今のスマホをSIMロック解除してドコモ系の格安SIM会社に乗り換えるといいでしょう。

注意点2 SIMの規格の違い

SIMには現在小さい順に、nanoSIMとmicroSIMと標準SIMという3つの規格が存在します。
携帯電話が出始めたときには大きい標準SIMがほとんどでしたが、現在はmicro SIMとnano SIMが使われるようになりました。

この規格同士はサイズが違うので互換性はありません。
microSIMが採用されている端末にはnanoSIMは使えませんし、逆にnanoSIMを採用している端末にはmicroSIMは使えません。
この互換性の問題は必ず頭に入れておいてください。

なお、microSIMよりもnanoSIMの方が小さいため、もしスマホがmicroSIMで格安SIMがnanoSIMであれば、変換アダプターをつければスマホに装着することは可能です。

 

逆にスマホがnanoSIMなのに対して、それよりも大きいmicroSIMを装着することは物理的に不可能です。

注意点3 SIMロック解除の手続き期限

2015年より、日本国内で販売される端末でもSIMロック解除対応が原則として義務化されました。

対象の端末であれば、簡単な手続きで端末がSIMフリー状態となり、どの格安SIMでも使えるようになります。

利用者にとっては嬉しい制度です。
ただし、注意点もあります。

SIMロック解除するには購入日から一定期間が経過していなければいけないという縛りが設けられていることが大半です。
解除するつもりがまだ手続きができずに、格安SIMを利用できないこともありますので注意してください。

2015年5月以降に発売された端末であればキャリアでのSIMロック解除が可能です。

SIMロックを解除するつもりなら、格安SIMを契約する前に大手キャリアに問い合わせて、確実にSIMロック解除ができる状態になっているかどうかを確認しましょう。

格安SIMで使うなら国内・海外どちらの端末がおすすめ?

格安SIMで使うなら日本国内のメーカーと海外メーカーどちらの端末がおすすめでしょうか?

中国のメーカーは非常に安いスマホ端末を多くリリースしています。

以前は安かろう悪かろう状態だったのですが、今は比較的質も高く、価格が安いということから、世界中で非常に人気があります。
日本国内でも徐々に人気が高まっています。

もし本体価格の安さに特にこだわるのであれば、海外メーカーの端末はおすすめです。
格安SIM会社のほとんどでセット販売されているメーカーで人気なのが、HUAWEI(ファーウェイ)やASUS(エイスース)の「Zen Fone」です。

逆に日本の端末は日本人向けに作られていることもあり、手になじみやすく壊れにくいです。
品質としては比較的良いものが多く揃っています。

日本製ではSHARPの「AQUOS(アクオス)」や富士通の「arrows(アローズ)」が格安SIM会社でセット販売されています。

ただ日本製は中国などの海外メーカーの端末に比べると、本体価格は高くなってしまいます。

「Zen Fone」シリーズの一番ハイグレードのスマホはiPhone並みのハイスペックですが、価格はiPhoneの半額程度で買えることから非常に人気があります。
スペックにあまりこだわりがない人なら1万円代で購入できるZenFoneもありますのでチェックしてみてください。

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