大手携帯電話会社であるドコモ、au、ソフトバンクでは20GBの新料金プランを発表し2021年3月より新プランが利用できるようになります。
最初に新プランを発表したのがドコモの「Ahamo(アハモ)」でした。
ドコモのAhamoを基準として、au、ソフトバンクも料金設定が似た新料金プランを発表という感じで3社横並びな印象です。
ただ、最後に発表したauのpovoが他社より500円安いプランにしたため、その後ドコモが料金を値下げするなど若干の変更がありました。
2021年3月5日現在で確定している内容でahamo、povo、LINEMOについて徹底比較してみました。
ドコモ【ahamo】の料金・プラン内容
ドコモの新料金プランは【ahamo(アハモ)】です。
3月26日に開始予定です。
月額2,780円(税込)で月20GBまでデータ通信が利用できます。
また5分のかけ放題もセットになっていますので、ギガもよく使うが短時間の通話もよく利用する方にとってはおすすめのプランとなっています。
ahamo発表当初は月額2,980円でしたが、他の2社の料金設定発表後に変更されました。
ahamoを利用すると決めていた方にとっては嬉しい変更ですね。
- 月2,980円(税込)
- 20GBまで使い放題
- 5分かけ放題付き
- メールアドレスはなし
- 申込みはオンラインのみ
- 海外でも20GBの範囲内で利用可能
- 事務手数料無料
- 最低利用期間なし
- 完全なかけ放題は+1,100円(税込)
これまでのドコモの料金と比べると大幅な値下げになっている分、
メールアドレスがなかったり、申し込みがオンラインに限定されているなどのデメリットはあります。
ただ、最近はLINEでのやり取りが主流でメールを使う機会も減っていることから、メールがなくても気にならない方も多いでしょう。
またメールはGメールやYahoo!メールなど無料で作れるメールアドレスでも代用できますので、大きなデメリットにはならないかと思います。
ソフトバンク【LINEMO】の料金・プラン内容
ソフトバンクの新料金プランは【LINEMO(ラインモ)】です。
3月17日に開始予定です。
本田翼さんのCMでお馴染みのLINEモバイルが新規申し込みを終了し、その代わりにLINEMOのサービスを開始する形となります。
LINEMOはドコモよりも安い2,480円(税別)ですが、通話に関しては従量制となっています。
オプションで5分かけ放題を500円(税別)、完全かけ放題を1,000円(税別)で提供しています。
- 月2,480円(税別) 税込2,728円
- 20GBまで使い放題
- LINE使い放題
- LINEスタンププレミアムのスタンダードが使い放題
- メールアドレスはなし
- 申込みはオンラインのみ
- esim対応
- 5分かけ放題+550円(税込)
- 完全なかけ放題は+1,100円(税込)
- 事務手数料無料
- 最低利用期間なし
LINEMOは5分かけ放題をオプションとすることでドコモのahamoの料金プランより安い2,480円で発表されました。
LINEMOに5分かけ放題を付ければahamoと同じ価格になります。
しかしその後ahamoが200円値下げしたことにより、LINEMOに5分かけ放題を付けるとドコモより割高になってしまいました。
そこで、LINEMOでは1年間5分かけ放題の料金を500円割引キャンペーンを発表。
そのため1年間は5分かけ放題込で月2,480円となり、ahamoよりも安く利用できるようにしました。
また完全かけ放題のオプションは通常1,500円(税別)ですが、こちらも1年間は500円値引きされ1,000円(税別)で利用可能です。
LINEMOの他社と違うところはLINEが使い放題になることです。
LINE利用でのデータは消費されないので、LINE電話やビデオ通話をよく利用する方にお勧めです。
また月額240円で提供しているLINEスタンププレミアムも使い放題になるので、LINEでのやり取りにいろいろなスタンプを楽しめます。
au【povo】の料金・プラン内容
1番最後に新料金プランを発表したau。
auの新料金プランは【povo(ポボ)】です。
3月23日に開始予定です。
auのpovoはとてもシンプル。
- 月2,480円(税別) 税込2,728円
- 20GBまで使い放題
- メールアドレスはなし
- 申込みはオンラインのみ
- 5分かけ放題+550円(税込)
- 完全なかけ放題は+1,100円(税込)
- 事務手数料無料
- 最低利用期間なし
20GB月額2,480円で、かけ放題はオプションにすることで料金を抑えたのがpovoの特徴です。
必要なものを自分でトッピングする形です。
若い世代を中心にギガは多く使うけど、通話はあまり利用しないユーザー向けのプランとなっています。
3社を比較
ahamo、povo、LINEMOの特徴について比較してみました。
共通しているのは、
✅月に20GB使えること
✅申し込みはオンライン限定
✅povoとLINEMOのかけ放題はオプション
3社とも似たようなプランですが、
かけ放題を付けるか付けないかである程度どれにするか決められます。
かけ放題を付けたいなら5分かけ放題込で2,780円のahamo
かけ放題不要ならpovo、LINEMOになります。
LINEMOはLINEのデータ消費はノーカウント、1年間は通話オプション500円割引などの特典もあるのでそれに魅力を感じるならLINEMOがおすすめです。
povoは他の2社と比べると大きなメリットはないので、現在auを使っている方が乗り換えする形がいいかもしれません。
まとめ
大手キャリアの新料金プランについて比較してみました。
3社とも20GBプランを軸に、通話をオプションにするかどうかの違いでほぼ似たような設定です。
3社とも事前にエントリーして申込すると3,000円相当のポイントがプレゼントされるキャンペーンを実施しています。
ahamoは3,000Dポイント、auは3,000円分のau pay残高、LINEMOは3,000円分のpaypayボーナスがもらえます。
メールアドレスは要らない、オンラインでの申し込みが自分でできる、スマホの使い方はある程度慣れている、スマホが壊れた時もオンラインで対処できるという方は大手キャリアから新料金プランに乗り換えて料金を安くするのがいいでしょう。
メールアドレスがないと困る方はオンラインでの手続きは自分でできない方は無理に変える必要はないと思います。
月に20GBも使わない方は格安SIMの3GBプランや5GBプランで料金をさらに安く抑えることも可能です。
大手キャリアの新料金プラン発表の後に、安い料金プランを発表している格安SIMが多数あります。
大手キャリアから格安SIMの低容量プランに乗り換えでもいいかもしれませんね。
私のお勧めはBIGLOBEモバイル。
4月から新料金プランが発表され、3GBだと音声通話が1,280円で利用できます。
またYoutubeや音楽聞き放題サービスでのギガのカウントフリーのオプションである「エンタメフリー」も月額280円に値下げされました。
月1,560円でエンタメフリーオプション+3GBが使えるので大手キャリアからの乗り換えで毎月の通信費を大幅に節約できますよ。

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カテゴリー: 大手キャリアのプラン